<育犬ノイローゼ60日間>どうやって乗り越えたのか

はじめに
この記事は、私が育犬ノイローゼになった60日間の記録です。同じ悩みを持つ方の役に立てればという気持ちと、自分への戒めに記録しておきたいと思います。

犬を飼ったきっかけ
横浜に住む私は、湾岸エリアの素敵な建物でお散歩をしたり、カフェで犬と一緒にいる方を見るたびに、犬との暮らしに憧れていきました。

そんな気持ちが大きくなったのは、マンションを購入して3年が過ぎた頃から。マンションを買った興奮から覚めはじめた頃でもありました。でも実家でも動物を飼った経験がないこと。仕事をしていること。頭で考えても踏み切れず、1年以上が過ぎて行きました。

そんな時年上の友人が、「一度うちの犬との暮らしを見に来ない?」と誘ってくれて自宅に遊びに行くことに。

「私もね、息子が飼いたいってねだられて3年間悩んで飼ったのよ」

綺麗なお家。そして犬のトイレコーナーも見せてもらって、そして、少しづつ自分の気持ちが、犬を飼いたい気持ちに傾いていきました。

ビジュを飼った日

そして、それから数ヶ月後、彼女から連絡がありました。

「ペットショップの生後6ヶ月のワンコがすっごく可愛いの。一緒に見に行く?」

金曜日の夜に待ち合わせをして、ペットショップへ。そして、衝動買い。クレジットカードで犬を飼った。

犬の引き取りは、後日でも良いとのこと。私は土曜日仕事をしているため連休がない。友人が、「私が明日の土曜日、夫と一緒に引き取ってあげようか?日曜日に家に迎えにくれば?」

そして、日曜日の朝。。私の気持ちはざわざわ。1日経って本当に飼えるのか不安でしょうがない。。よく寝れなかった。彼女の家のインターホンを鳴らして、リビングに行くと、ワンコは、元気よく走り回っていた。

ビジュを捨てた日
私の表情を見て、友人が一言。

「AKO 本当に大丈夫?多分私の犬との暮らしをみて、欲しくなったんでしょう。ここ数年ずーと迷ってたものね。でも、1日引き取ってみて、私でも結構大変だわ。トイレのトレーニングもできてないし。もし自信がないなら、私が引き取って育てるわ。でも今決めて。途中で投げ出すのはやめてね。飼い主が変わるとかわいそうだから」

彼女の家の13歳のワンコは、死んだばっかりだった。

その場に一緒にいたご主人の「一度やってみたらいいんじゃないか」の言葉に、年上女房のMちゃんは一喝。

「こんな時に正論はいらないわ。AKO 本当の気持ちを言ってみて」

「育てる自信ない・・・」

そして、私はビジュを置いて一人で自宅に帰った。

一人で自宅に戻った私に、彼女から連絡があった。その日のうちに一人暮らしをしていた大学生の息子が、犬のお世話を手伝いにきてくれたそう。用事をキャンセルしてくれたみたい。小さい頃から知っているM君は、「落ち着くまでうちで預かろうよ」と言ってくれたそう。

この時は、数日経ったら引き取るつもりだけど、覚悟がつかないままの日が続いた。2週間が過ぎた頃。うちで正式に引き取るねと言ってもらった。そして、私もお願いしたいと自分の気持ちを話した。

その後、名前は「ビジュ」とつけたこと。かわいい洋服を買ったこと。犬のエステに連れて行ったことの報告があった。「遊びにこない?」 あったかい言葉で、私はビジュに会いに行った。何事もなかったように走り回っているビジュ。自分が飼い主じゃない気楽感からか、とても可愛い。そして定期的に1ヶ月に1回、ビジュに会いに行っていた。半年くらい経過した時、Mちゃんと息子のM君はいつも「ビジュの本当のママだよー」と私をからかうほどになっていた。ちなみにあの日、私のせいで怒られたご主人は、シャンプーや爪切りを担当してくれていたみたい(^^)

私の自宅へ

そして8ヶ月目のこと。彼女から連絡が。「夫の仕事関係で引っ越しなの。今回は賃貸物件を探してるんだけど、犬を飼っても大丈夫な家が見つからないの。その時は育てられそう?」

私は、いよいよ自分で育てる日がきたと思った。

「今まで本当にありがとうね。私が育てるわ」

これがビジュとの、暮らしの始まりだった。この時、ビジュは1歳4ヶ月になっていた。

ノイローゼ60日間の始まり

<1週目:吠えてうるさいと近所クレーム>

私の1LDKのマンションで飼い初めて2日目のこと。事件は起きた。夜遅く帰宅すると、マンションのドアに「犬がうるさくて、眠れません」の張り紙。

どうしよう。。ここから、犬ノイローゼが始まった。

「犬の鳴き声がうるさい」どこの家から貼られたかもわからない張り紙にどうしていいかわからなくなった。思わず、Mちゃんに電話しちゃったけど、「もう一度私が引き取る?」そんな風に彼女まで悩まさせてしまったことに、深く反省。

その夜は、ビジュを抱いて、ほとんど寝られなかった。でも朝になって、「いつまでも甘えてられない」そう決意した。落ち着いて考えてみよう。そうだ・・仕事でのトラブルだったらどう対処する?20年もずーと仕事してたんだもの。今私に自信があるのは、仕事だけ。そんな風に思った。

そして、管理会社に電話をした。(マンションの管理会社には、犬を飼う手続きは済んでいました)

「加害者になりました。犬が吠えてうるさいと張り紙が貼られました。どのように対処したらいいですか?」

そして、「どこの家から貼られたのかわかりませんが、しつけがきちんとできなかったら保健所に連れていく覚悟です。時間をください。と伝えていただけますか?」

担当の方も、私の言葉に絶句した様子だった。そしてマンションの状況を調べに来てくれた。そして、隣の家の夫婦からだということがわかった。

私は、まず相手の家に謝りに行った。あたかも、同じフロア全体に謝っているかのように振舞って。後日管理会社を通して、「大人げない対応をして申し訳ありません」と言ってくださったと報告があった。このことを聞いて、心底ホッとした。(私のマンションでは、クレームは管理会社を通す決まり。直接言うことは禁止されています)

そして、これからどうしようと不安になった。

マンションは外廊下がおすすめ

のちに友人の体験談で知ることになりました。私の住んでいるマンションは内廊下。ホテルみたいな絨毯張りが気に入って買ったけど、それが音の問題を引き起こしている様子。音が反響しやすいのです。もし引越し可能なら、外廊下がおすすめです。

試しにまず「自分家の玄関」で喋って見て!!外の廊下まる聞こえです。ドアは思ったより隙間があるのです。オススメは、リビングなどの部屋は締め切って、犬を玄関付近に近づけないこと。

<2週目:絨毯におしっこ>
張り紙事件は、とりあえず、一旦収束したけど私も神経質に。今度はビジュが私になつかなくなった。私の大切にしている、寝室の絨毯におしっこをした。

仕事から帰宅して見つけた絨毯のシミ。何度拭いても取れない。私は絨毯に夢中になって、その日は自分もビジュも夕ご飯を食べなかった。それも気がついたのは翌日の朝だったというほど、自分ではショックな出来事だった。

絨毯事件の後、ビジュが何かすると思わずほうきの棒でビジュを叩いてしまった。もう限界。。。これからどうしようと思った矢先、思い出したことがあった。

時々、マンションのゴミ置場で会う、「私も一人で飼ってるの」という女性に会いたいと思った。

そこで、毎朝会う、マンションの管理人さんに、お願いしてみることにした。
(管理人さんも、ビジュのことでは、迷惑をかけてしまった方でした。管理会社との連絡もやってくださいました)

私は、自分の携帯番号とメールアドレスを紙に書いてお願いした。早速その日の夜、彼女からメールが届いた。

「話は管理人さんから聞きました。ご心労でしょう。よかったら、私の部屋に遊びに来ませんか?どんな風に飼っているか、見せてあげますよ」

翌日の夜、同じマンションに住む彼女の家に伺った。

10歳になるトイプーちゃんは、おとなしく過ごしている様子。工夫していることを色々教えていただいた。

話を伺っていると、夜のシャワーなどの生活音のことで近隣のクレームがあって、マンションを売却して現在のマンションに引っ越したことを知った。「だからね。よくわかるのよ」

涙が出そうになった。彼女が毎日行っているお散歩コースなどを教えてもらったりと、少しずつ色々チャレンジを始めた。

 

絨毯禁止

犬を飼ったら、ふかふか絨毯は絶対にいけません。私の経験と友人の体験談を合わせると、犬は絨毯とトイレシートの判別は難しい様子。

ちなみに私の家の解決方法?

ノイローゼから約1年後、絨毯からフローリングへリフォーム工事をしました。もともとフローリングから絨毯リフォームをして、またフローリングに戻すという決断に時間がかかりましたが、一気に問題解決しました(^^)

<3週目:友人たちに告白>
最強の友人が私の自宅に遊びにきた。もともとは、お稽古の先生だったのだけど、個人的にも親しくさせていただいている、たまな先生。

私の自宅に来る予定は、以前から決まっていました。こんな状況だから、外で会おうかな。そんな風にも思ったけど、自宅で話を聞いてもらいたい気持ちもあったので先にメールで連絡。

「私。犬を飼ったの」

「えーーー。椅子から落ちるくらいびっくりしたわよー」と返事が来た。ノイローゼの話はこの段階では、まだ内緒。

そして、たまなさんが、自宅に遊びに来てくれた。私は、今まで溜め込んでいた不安を一気に喋った。多分4時間くらい。。じ〜ーと。話を聞いてくれていた彼女が言ってくれた一言

「事情はわかったわ。無理しないで。もし3ヶ月頑張ってみて無理だったら、私が実家の母に頼んであげる」

この一言が、私を大きく救った。

実は、ご実家のお母様は、片付けられない女性ってことで、ブログに登場しているので、生徒の中では、ちょっとした有名人(^^)

「たまなママなら大丈夫」勝手な話だけどそう思った。この日の夜、久しぶりにゆっくり寝ました。ノイローゼ2週間目のことでした。

そしてこの日を境に、私は犬を飼ったことを周りに公開。今までは、私のとった行動が、あまりにも浅はかで恥ずかしくて、誰にも話せずにいました。このあと、私の友人たちが色々なアドバイスで私を救ってくれます。

AKOs Travel Life

40才過ぎてから本格的に海外旅行に出かけています。
国内旅行や、ホテル朝食についても綴っています。

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自宅海外キッチンをはじめ、大好きな海外家電の感想
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